グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム >  医療・取り組み >  先端医療・高度医療 >  網膜・硝子体疾患の治療

網膜・硝子体疾患の治療



網膜とは

網膜はものを見るための重要な役割を担っています

網膜は、眼の奥にある厚さ約0.1~0.4ミリの薄い膜です。ものを見る重要な部分で、10層に分かれています。内側の9層は神経網膜といい、外側の1層は網膜色素上皮細胞(もうまくしきそじょうひさいぼう)といいます。神経網膜には光を感じる細胞が並んでいます。
網膜の中で一番重要な部分は、中央にある黄斑部(おうはんぶ)です。黄斑部には、視力や色の識別に関係している細胞があります。網膜はカメラでいうフィルムの役割を果たしています。ものを見るとき、光は角膜を通って瞳孔から眼球内に入ります。水晶体で屈折されたあと、硝子体を通り、網膜に到達します。このとき網膜で感じとられた光の刺激が視神経を通って脳に伝えられ、「見える」と認識されます。つまり網膜は、カメラにたとえるとフィルムのような役割を果たしているといえます。

硝子体とは

硝子体は細かい線維で出来たゲル状の透明な物質で、眼球の中に満たされています。光が通りやすく、眼の形を保つと同時に、入ってくる光を屈折させます。

硝子体手術とは

硝子体は、網膜を牽引したり、炎症を持続させたり、混濁や出血を含み網膜へ光が通りにくくします。
このような病気に影響を与える硝子体の除去を基本とする手術が硝子体手術です。その他、眼内からレーザーで網膜を凝固させたり(眼内光凝固術)、剥がれた網膜を復位したり、出血を抑えたりするために眼内の水を気体などに交換する硝子体置換術などの処置を組み合わせて行います。
手術の方法は、眼に小さな穴を3箇所あけ、そこから細い器具を眼内に挿入し、眼の中の出血や濁りを硝子体と共に取り除き、必要に応じて治療器具を入れ換えながら網膜などに処置をします。網膜の処置が終わると切除した硝子体のかわりに眼内を灌流液で満たして手術が終わります。手術は1~3時間かかり、症例によって異なります。
疾患によっては内側から網膜を押さえるために空気や特別なガスを眼内に入れて終わる場合があります。ガスの浮力を利用して網膜を押さえつけるので、術後はしばらくうつ伏せの状態を保っていただくことになります。

硝子体手術の適応となる疾患は、糖尿病網膜症、硝子体出血、黄斑浮腫、網膜剥離、網膜前膜、黄斑円孔、黄斑上膜、加齢黄斑変性などです。

最新硝子体システム導入

硝子体手術は精密で高度な技術を求められ、患者様の眼への負担も大きい難易度の高い手術ですが、手術機器の発達や手術技術の進歩により手術可能となる疾患も増え比較的安全に手術ができるようになりました。海谷眼科、かけ川海谷眼科でも最新の手術設備と熟練したスタッフにて安全で確実な手術施行しております。
手術装置は最先端の網膜硝子体手術装置コンステレーションビジョンシステムを導入しています。
高い安全性と信頼性がある手術装置です。また小切開で行え縫合も必要ないため眼球への負担が少なくなります。