眼の病気と治療法 白内障 日帰り白内障手術について

Q.何歳位から発症しますか?
Q.白内障になりやすい人は?
Q.薬物治療はどのようなものがありますか?

Q.どの様な検査をしますか?

Q.白内障手術はどの様な手術ですか?
Q.手術は痛いのでしょうか?
Q.時間はどの位かかりますか?
Q.糖尿病などの病気があったり、他の病院からの薬を飲んでいても大丈夫ですか?

Q.手術後の合併症はありますか?
Q.手術の後はどれくらい安静が必要でしょうか?
Q.手術した後に眼内レンズは交換が必要ですか?
Q.視力はどのくらい回復しますか?
Q.手術後の日常生活はどうなりますか?
Q.手術後はメガネが必要となりますか?

Q.術後何回くらい検査を受ける必要がありますか?

Q.後発白内障とはどういう病気ですか?
Q.白内障を予防するにはどうしたら良いでしょうか?
Q.若い人でも白内障になることがあるのですか?
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何歳位から発症しますか? |
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発症頻度は40歳代から進行しはじめ、50歳代では40〜50%、60歳代では70〜80%、70歳代で80〜90%、80歳以上はほぼ100%の人に白内障の進行がみられるようです。
白内障の程度によっては、視力低下をメガネやコンタクトレンズで矯正することはできにくくなりますが、白内障手術により視力を回復できるようになっています。 |
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白内障になりやすい人は? |
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▼体質
高齢者(老人性白内障)/目の外傷(外傷性白内障)/目の疾患のある人(併発性白内障)/アトピー性皮膚炎の人(アトピー性白内障)/薬物を摂取している人/糖尿病の人(糖尿病性白内障)/有害光線の被爆を受けた人/家族が白内障を発症した人
▼生活習慣
アンバランスな食生活/屋外で太陽光にさらされることが多い/喫煙習慣がある/お酒をよく飲む
などがあるようです。該当項目がある方はご注意下さい。 |
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薬物治療はどのようなものがありますか? |
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白内障に対する点眼薬はあります。しかし、この薬は白内障を治すものではなく、進行を遅らせる目的で使うものです。ですから、今のところ白内障に対する特効薬というのはありません。いったん濁ってしまった水晶体を透明に戻す方法は無く、手術で濁りを取るしかありません。
眼の手術というと怖いイメージがありますが、今の白内障手術は非常に安全で、確実なものになっています。 |
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どの様な検査をしますか? |
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手術をうけるにあたって問題がないかどうか、血液の検査、血圧測定などの全身検査や、網膜の働きを調べたり、眼内レンズの度数を決めるための検査が必要です。
全身状態によっては、手術に支障をきたすこともありますので、他の内科医院や病院などで、検査を受けていただいく場合があります。
−主な検査項目は以下の通りです−
手術前採血/超音波検査(目の中に入れる人工レンズの度数を調べる検査)/眼底検査/角膜内皮検査 |
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白内障手術はどの様な手術ですか? |
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白内障の手術は、濁ってしまった水晶体を取り出し、代わりに人工のレンズ(眼内レンズ)を入れる、という方法で行います。水晶体の取り出し方には大きく分けて2つあって、水晶体の硬い部分(核)を丸ごと取り出す方式と、超音波で砕いて吸い出す方式に分かれます。その人の眼にあった方式が選択されます。水晶体は全部取ってしまうのではなく、前の膜(前のう)と中身(核と皮質)を取り出し、後ろの膜(後のう)とそれを支えるチン小帯という部分は残します。この残った膜の中に、眼内レンズを挿入し、チン小帯で支えるのです。眼内レンズの寿命は非常に長く、いったん眼の中に入れれば、取り替える必要はまずありません。 |
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手術は痛いのでしょうか? |
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手術は、点眼麻酔でおこないます。麻酔がよく効いていれば、強い痛みを感じることはほとんどありません。もし、術中に痛みを感じることがあれば、麻酔を追加することも可能です。無理に痛みを我慢すると手術の妨げになることもありますので、心配があるようでしたら医師にご相談ください。 |
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時間はどの位かかりますか? |
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10分前後です。切開が3mmと小さくて済むため、大部分は傷は糸で縫うことなく終わります。
縫合の必要がなくなったのでそれだけ手術が早く済みます。従って縫合するために起こる(いわゆる医原性の)乱視が起こりません。さらに切開方法の工夫から手術の後は元々持っていた乱視さえ減少します。 |
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糖尿病などの病気があったり、他の病院からの薬を飲んでいても大丈夫ですか? |
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かかりつけ医との病診・診診連携によりオペに対する適応等、十分な安全性を確認後手術いたします。全身への影響も目薬の麻酔だけですから殆ど無く、比較的安全な手術です。 |

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手術後の合併症はありますか? |
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白内障手術で合併症が出ることはあまりありませんが、術後感染性眼内炎、水疱性角膜症、眼内の出血、眼圧の上昇、網膜の腫れや剥離の発生が稀にあります。
また、手術では、水晶体の後ろ側である後嚢と呼ばれる組織を眼の中に残しますが、手術後何年かのち、この部分が濁ってしまうことがあります(後発白内障)。この場合には、濁った後嚢にレーザー光線を照射して、光が通る通路をつくる治療が行われます。 |
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手術の後はどれくらい安静が必要でしょうか? |
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ほとんどの場合、当院では手術が終わったら本人が歩いて病室に帰れます。当日に自宅に帰る方の場合は院内で通常1〜2時間休まれてお帰りいただきます。
お住まいが遠い方や、帰宅するのが不安な方には1〜2泊入院をしていただいております。 |
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手術した後に眼内レンズは交換が必要ですか? |
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通常は手術で目に入れた眼内レンズはそのままずっと使えます。ただし、術後に他の目の病気にかかった場合に,眼内レンズを取り出すこともあります。また、眼内レンズが適応しなかったり、度数などの調整がうまくいかなかった場合などは、再度手術を行い入れ直すこともあります。 |
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視力はどのくらい回復しますか? |
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手術をしたあとの目はピントを合わせるはたらきがなくなるため、メガネを使う場合が多いようです。生活しやすい距離にピントが合うような度数の眼内レンズを入れますが、この場合は遠くがよく見えるようにするにはメガネが必要です。手術後のメガネの度数はその人の生活の仕方や手術していない目の(遠視近視の)度数などなどで人によってさまざまですから詳しくは当院で質問してください。 |
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手術後の日常生活はどうなりますか? |
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〔歯磨き・ひげ剃り〕
手術直後からなさってけっこうです。ただし洗顔する時には目の中に水が入らないよう十分に注意し、絶対に目をこっすたりせず目のまわりをふく程度にしてください。
〔シャワー・入浴〕
医師からの許可がでるまではだめです。普通は手術してから3〜4日後に許可します。ただし目の中に水が入らないように十分に注意し、最初のうちはあまり熱い湯には避け、 ぬるま湯でさっと済ませるようにしましょう。
〔仕事・運動・旅行〕
術後しばらくは重いものを持ったり激しい運動をすることは控えててください。少しずつ様子を見ながらもとの生活に戻すようにする必要があります。特に手術後1〜 2ヶ月は旅行、出張等の遠出は控え、人混みなどや埃っぽい場所への出入りをなるべく避けて無理をしないように心掛けてください。
〔タバコ・飲酒〕
医師の許可がでるまで控えましょう。
〔テレビ・読書〕
視力が回復し見え方が安定すれば、疲れない程度に目を使うことは全く問題ありません。 |
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手術後はメガネが必要となりますか? |
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メガネを使用されていた方は手術後、それまで使っていたメガネの度数が合わなくなりますので、眼の状態が落ち着いてから作り替えます。あまり早く作ってしまうと、またすぐに度数が合わなくなってしまいます。作り替える時期は、手術の方法によって1カ月〜3カ月程度と幅がありますが、医師が適切な時期を指示します。 |
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術後何回くらい検査を受ける必要がありますか? |
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術後の定期的な検査は、目の状態や他の病気の発生を調べる為に大変重要です。術後の検査日程は以下の通りとなります。
日・・・手術後、翌日、2、5日後
週・・・1、2週間後
月・・・1、2、3、6、9ヶ月後
年・・・1、1年半、2年後 |
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後発白内障とはどういう病気ですか? |
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手術してからしばらくはよく見えていても、何カ月か何年かしてから、また“かすみ”が出てきてしまうことがあります。最も多い原因は、後発白内障というものです。これは、手術の時に残しておいた水晶体の後ろの膜(後のう)が濁ってくるものです。手術後5年で10%から15%ぐらいの確率でなると言われています。
後発白内障は、本当の白内障とは違います。手術は必要なく、レーザーで濁りをとることができます。治療時間は10分程で視力はすぐに回復し、入院も必要ありません。 |
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白内障を予防するにはどうしたら良いでしょうか? |
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一度、白く濁った水晶体を元に回復させるには、手術をする以外ありませんが、白内障の進行を遅らせる予防方法には、次のようなものがあります。
- 目薬などの点眼治療を続ける。
- 偏食を避け、バランスのよい食事を心掛ける。
- 強い紫外線を避ける。(紫外線カットのサングラスや保護メガネなど)
- 糖尿病などの合併症に気をつける。もちろん原因となる病気を防ぐことが一番の予防
となります。
- 予防になる食品は、
ビタミンEが含まれる−大豆・玄米・植物油・ごま・うなぎなど
ビタミンB2が含まれる−のり、レバー、納豆、鶏卵、いわしなど
ビタミンCが含まれる−緑色野菜、いも、柑橘類など
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若い人でも白内障になることがあるのですか? |
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若い人にも若白髪があるように、老人性白内障でも40歳代の人にも起こることがあります。また、若い人でも他に原因があって白内障になることがあります。たとえば、網膜色素変性症やぶどう膜炎などの他の目の病気の合併症として起こることもありますし、糖尿病やアトピー性皮膚炎など、からだ全体の病気が原因となることもあります。また、ステロイドなどの薬が原因のこともあります。
一方、外部からの影響としてX線などの放射線や紫外線などを大量に浴びると白内障になることが知られています。
その他、先天性の白内障もあり、小児でも手術することもあります。白内障の原因はいろいろですが、老人性白内障が最も数が多いのです。 |
眼の病気と治療法 白内障 日帰り白内障手術について
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