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治療と手術

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光凝固装置による『マイクロパルス閾値下凝固』治療


海谷眼科グループ3施設では、2017年2月に『マイクロパルス閾値下凝固』治療を導入いたしました。従来より非常に弱いレーザーを照射するため、網膜の組織を障害することがない患者様の眼に優しい治療法です。

マイクロパルス閾値下凝固とは?

 従来より非常に弱いレーザーを照射し、網膜色素上皮に弱い温度上昇をもたらします。
網膜視細胞を障害しないため、従来のレーザーや手術などで治療することが難しかった黄斑浮腫症例にも、治療効果が期待出来ます。

IQ577

マイクロパルス閾値下凝固の対象疾患

A.糖尿病網膜症の黄斑浮腫  糖尿病網膜症は、糖尿病が原因で網膜が障害を受け、視力が低下する病気です。腎症・神経症とともに糖尿病の3大合併症のひとつです。
B.網膜静脈分枝閉塞症の黄斑浮腫  網膜静脈分枝閉塞症は、網膜の静脈が閉塞し、血液が流れなくなる病気です。急激な視力低下、突然の視野障害が代表的な症状です。
C.中心性漿液性脈絡膜症  中心性漿液性脈絡膜症は、網膜の中で、最も視力に関係する黄斑に網膜剥離が発生する病気です。30~50代の男性に多くみられます。

治療対象となる黄斑とは?

 黄斑は網膜の中でも視力をつかさどる重要な細胞が集中している中心部です。 
黄斑で物の形、大きさ、色、奥ゆきなど光の情報の大半を識別しています。

視力に影響を及ぼす黄斑浮腫

 黄斑がむくむ(浮腫)と視力の低下をきたし、中心部分がかすんだり、ゆがみが生じることがあります。

マイクロパルス閾値下凝固の特徴

網膜の組織を障害しないため、レーザーを照射した凝固斑が残りません。

マイクロパルス閾値下凝固は眼に優しい治療法です

従来より非常に弱いレーザーを照射するため、網膜の組織を障害することがない患者様の眼に優しい治療方法です。

質の高い医療を提供するために

 当院が最新の医療機器を導入する理由は、治療に対する患者様の負担を少しでも軽くし、より効果的で質の高い医療を提供するためです。今後も最新医療の導入に探究心・情熱をもって取り組んで参ります。